NAKAJIMA'S EYES(パスカルについて)

皆さんパスカルという人をご存知だろうか。物理学(流体力学「パスカルの原理」)
や数学(数列の二項定理で習う「パスカルの三角形」でも有名であり、「微積分」の
先駆者であり、「確率論」の創始者でもある)・哲学の分野でもよく知られている。

  「人間は、自然のうちで最も弱い一本の葦である。
   しかしそれは考える葦である。
   これを押し潰すのに、宇宙全体が武装する必要はない。
   一吹きの風一滴の水もこれを殺すのに十分である。
   しかし宇宙がこれを押し潰すとしても、そのとき人間は、
   人間を殺すこの者よりも崇高である。
   なぜなら人間は、自分が死ぬことを、
   それから宇宙が自分よりずっと勝っていることを知っているから、
   宇宙は何も知らない」

という言葉を遺した人である。
 「パスカルの原理の1つ{(密閉された容器内の静止流体中では、1点に圧力を加
えると流体中のどの部分にも、加えられたのと同じ圧力が伝わる)片方の液面の広
さを2倍にすれば(圧力×面積も2倍になり2Nとなる)}」
 これを利用すると、小さな圧力で大きな圧力を生み出すことができる。
 この原理を利用して、油圧ジャッキや油圧フォ−クリフト等、多くの分野に応用されている。
また16歳(1642年)で史上初めての機械式計算機(コンピュ−タ−の先駆けみたいなものかな?)を製作した人でもある。
 コンピュ−タ−を使ったり、勉強をしたりしている私達なら少し位は頭の片隅に入れておかねばならない名前ではないでしょうか。 
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